Informationsお知らせ

「YZF-R1」年内最後のご予約になります。

「YZF-R1」第2回目のご予約期間が延長になりました。

4月18日(月)までのご予約でしたが4月25日(月)まで延長されました。

どうやら2022年のご予約は今回が最後になるもようなので、

ラストチャンスをお見逃しなく!!

 

“YZF-R”ブランドは、ヤマハモーターサイクルの象徴[シンボル]である

YZF-Rブランドは、ヤマハの中で最もスポーティなブランドです。0.1秒を競うレースシーンでも活躍するYZF-Rシリーズ、その中のフラッグシップモデルである「YZF-R1」は、ヤマハの持つ技術・知識・経験が惜しみなく投入され、ある種ヤマハモーターサイクルを象徴する1台であるとも言えます。
従来、「ツイスティーロード最速」と山道や峠道などでの性能の高さを謳っていたYZF-R1ですが、2015年モデルから「サーキット最速マシン」へと軸足を大きく変更し、1を切るパワーウェイトレシオに加え、他社に先駆けて6軸センサーを使って車体を統合制御するなど、最新鋭のパフォーマンスで、スーパースポーツモデルファンのみなさまにご支持いただいてきました。

ヤマハらしさ「人機官能」に磨きをかける

今回、EURO5という時代に即した環境対応を求められました。新しい環境基準に対応するということは、これまで以上の制限がかかってしまうということですので、性能低下は避けられません。ですが、環境対応しながらも従来の性能は継承し、加えてヤマハとして何ができるのか、どのような進化がお客さまに求められているのかを開発メンバー皆で議論しながら進めました。
その答えは、「“人機官能”と言われるヤマハらしい性能をしっかり出していく」でした。人機官能の解釈は人によるところもありますが、私の中では、マシンを手足のように扱える“ヤマハのハンドリング”を深化させることがすごく大事だと思っています。

YZF-R1は、サーキット最速マシンとしてサーキットでご使用いただくお客さまも多いモデルです。サーキット走行やレース時に何が一番大事かというと、バイクがライダーを裏切らないこと。それは安心してマシンを走らせられること、つまりはライダーがコントロールできるマシンであることです。
例えば、サーキットで走行中にヒヤッとした瞬間があるとアクセルを戻してしまい、思ったタイムが出ません。安心してバイクを走らせるためには、ライダーがマシンと一体感を持ち、またマシンはライダーの手足のように動いて、その全ての挙動がライダーに伝わる=シンクロすることが重要です。その感覚に近づけていくために、今回の進化として電子制御を大きくアップデートし、安心しながらも制御の介入をライダーには感じさせない自然な作り込みを目指しました。

YZF-R1の魅力を感じてもらうために

まずは、「乗ってみてください」というのが私からのお願いです。スペックには決して現れない“コントロールする楽しさ”を味わってください。スーパースポーツモデルでこの“コントロールする楽しさ”を味わえるのがYZF-R1の最大の魅力だと思います。言葉ではうまく表現できない部分、実際に乗ってみないとわからない部分にもヤマハはこだわって開発しています。
乗っていただくとその瞬間にも感じてもらえるはずです。開けた分だけ、開けた以上には進まないアクセル、止まりたい時、止まりたい分だけしっかり止まってくれるブレーキ性能。ライダーの意思とマシンがリンクする感覚は、走り出しのアクセルを開けた瞬間、街中の信号待ちで止まるその瞬間にも直感的に感じていただけると思います。この気持ち良さは「乗ってみてください」としか言いようがありません。

そうしたYZF-R1の性能を最大限堪能していただくにはやはりサーキットを走っていただくのが一番だと思います。正直なところ、サーキットやマシンに慣れるまでは上手く乗れない方もいらっしゃると思いますが、乗れば乗るほどライダーとマシンが互いにシンクロし、上手く乗りこなせるようになるよう開発しています。ですので、オーナーになっていただいた方にはYZF-R1と共にライディングスキルを磨いていただきたいです。

ヤマハでは長期ビジョンに「ART for Human Possibilities」を掲げ、その中でTransforming Mobility、つまり誰もが「安心して乗れる」、「気持ちよく乗れる」という根幹的価値を改めて見直すことで「人の可能性を広げよう」という取り組みを進めています。ヤマハ製品は人がステップアップしていく、できなかったことができる、そして達成感を味わい成長する喜びを得られる商材が多く、YZF-R1もその1つです。

YZF-R3/R25のオーナーさんにも“ヤマハのハンドリング”を体感して欲しい

YZF-Rシリーズとして展開するYZF-R3/R25のオーナーさんは、免許を取り立てでこれからバイクに乗って楽しみ、バイクの面白さ・魅力を知っていく過程にある方々も多いのではないかと思います。
同じYZF-Rシリーズとして、排気量は違えどもYZF-R3/R25もバイクをコントロールする楽しさを知っていただくために、マシンが手足のように扱え、ヤマハの“人機官能”や“ヤマハのハンドリング”が体感できるようなマシンに作り込んでいます。ライディングが上達してくると、もう少しパワーのあるハイパフォーマンスのバイクに乗ってみたいという気持ちが芽生えてくるはずです。その時、YZF-R1にステップアップしてみたいと憧れてもらえたらすごく嬉しいです。また、さまざまなYZF-Rシリーズがありますが、いずれかのYZF-Rシリーズモデルに乗っていただいているお客さまには、一度はYZF-R1に乗って欲しいのです。なぜならヤマハが考える“ヤマハのハンドリング”を最も顕著に体現したモデルこそYZF-R1だからです。YZF-R3/R25のオーナーさんには、いつの日かYZF-R1に乗って「ヤマハのYZF-Rシリーズとはこういうものなのか」と改めて実感していただきたいです。

レース会場で輝くYZF-R1を観戦

YZF-R1のオーナーになっていただいた方には、ぜひレースの観戦にも来ていただきたいです。自身で所有しているバイクと同じモデルがレースで活躍しているのを観られるのもYZF-Rシリーズならではで、それも大きな魅力だと思います。
国内最高峰のレースである全日本ロードレースや鈴鹿8時間耐久レースなどでも、YZF-R1で参戦するライダーはたくさんいらっしゃいます。そういったレースに参戦するのは別世界のようにも感じますが、同じYZF-R1なのです。ご自身が乗られているのと同じバイクがレースで活躍しているのを見ると、レースの世界が身近に感じられ、レースの見方も変わってくるのではないでしょうか。
友達とツーリングをする。サーキットを走ってみる。レースを応援する。YZF-R1にはさまざまな楽しみ方があります。それぞれの遊び方でYZF-R1を満喫いただき、その魅力を多くの皆さんと共有できたら嬉しいです。

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