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’23 YAMAHA TRACER9 GT がリリースしました。

’23 YAMAHA TRACER9 GT がリリースしました。

 

もうひとつ上の旅を。

もっと先まで、ずっと遠くへ。
ふと思い立って走り出した週末、いつしか目的地を過ぎ、心は遥か彼方へ。
そう、何故だかずっと走り続けていきたい道がある。
長く、遠く、ゆったりと走り続け、さらには時折現れるワインディングを愉しむ。
そんな、ひとつ上の週末を共に過ごすパートナーに、やっと出会えた。

Turn up your journey ー TRACER9 GT
ロングツーリングを、心ゆくまで楽しめる快適性をさらに磨き上げて。
卓越したパフォーマンスと、あらゆるシーンで楽しめるマルチパーパス性が頼もしい。

これからの週末の旅は、これまで以上に楽しめそうだ。

01水冷・DOHC・888cm3・直列3気筒・フューエルインジェクション搭載エンジン

水冷・DOHC・888cm3・直列3気筒・フューエルインジェクション搭載エンジン

“Multirole fighter of the Motorcycle”のコンセプトを具現化した888cm3・水冷・DOHC・直列3気筒・4バルブ・ダウンドラフト吸気・フューエルインジェクション搭載エンジン。78.0mm×62.0mmのボア・ストローク、11.5:1の圧縮比から優れたトルク・出力特性を発揮する。放熱性に優れるダイレクトメッキシリンダー、ロス馬力を低減するオフセットシリンダーなども装備。インジェクターはスロットルバルブ側に取付け、噴射はバルブ傘裏方向とし、燃料霧化促進と吸気ポートへの燃料粒子付着量を抑え、優れた燃焼効率を達成。またスロットルバルブの駆動には、YCC-T(電子制御スロットル)を使用している。

02CFアルミダイキャスト製の軽量フレーム&ロングリアアーム

CFアルミダイキャスト製の軽量フレーム&ロングリアアーム

軽量フレームは直進安定性と操縦性を両立させるために、縦・横・捩り剛性のバランスを最適化。またフレームと合わせて設計したロングリアアームは、アルミパネルを溶接したボックス構造により、高剛性、軽量化を両立。駆動感をライダーに伝え、高速走行時、旋回時の優れたトラクションを支えている。

03高トルクエンジンとの最適バランスを図ったアシスト&スリッパー®クラッチ

クラッチレバーの操作荷重低減と、減速時の車体挙動の緩和を図るアシスト&スリッパー®(A&S®)クラッチを搭載。エンジンの高トルク化を実現しながら、クラッチスプリングの荷重を低減、クラッチレバー操作荷重の増加を抑えている。

「A&S」「アシスト&スリッパー」は、株式会社エフ・シー・シーの登録商標です。

04車両挙動のきめ細かな制御を支える「IMU」

メーターパネル「IMU」

6軸の「IMU」(Inertial Measurement Unit)を搭載。またIMUの情報を受け取り車両側にフィードバックするECUには3種の制御システム「バンク角も反映したトラクションコントロールシステム」「旋回性能をサポートするSCS(スライドコントロールシステム)」「前輪の浮き上がり傾向時にライダーを支援するLIF(リフトコントロールシステム)」を搭載。個々の制御は相互に連動して運転操作集中力を支援、マシンのポテンシャルを効率よく引き出せる。また各システムとも、介入レベル調整、及びON・OFF設定が可能となっている。

メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。

05KYB製電子制御サスペンション

KYB製電子制御サスペンション

スポーツ性と乗り心地の両立を図るため、KYB社と共同開発による電子制御サスペンション「KADS®」を装備。「IMU」の情報にもとづき、SCU(サスペンションコントロールユニット)が走行中に減衰レベルを自動調整。また、減衰力の調整機構にはソレノイドバルブを用いることにより、高い反応速度で広域な減衰力を発生させることが可能。ドライのスポーティな走りを主体にウエットにも対応できるスポーツモード(A-1)と、アスファルトの継ぎ目や、石畳など、荒れた路面での快適な乗り心地を狙ったコンフォートモード(A-2)の二つを設定した。

「KADS」はKYB株式会社の登録商標です。

06クイックシフター

シフトペダルの動きをシフトロッドにあるセンサーが検知すると、ECU演算により出力を補正し、シフトアップ/ダウン時に対応する機能を装備。ギアにかかるトルクを瞬間的にキャンセルし、シフト操作をサポートする。

07ラジアルマスターシリンダー装着フロントブレーキ

フロント・マスターシリンダーのピストンに、レバーと同方向に動くラジアルマスターシリンダーを装着。よりリニアにブレーキ油圧を伝えることが可能となり、優れたコントロール性に貢献している。

08D-MODE(走行モード切替システム)

走行シーンに合わせて4つのモード選択が可能。シャープでダイレクトな「1」、さまざまな条件に適した「2」、レスポンスが穏やかな「3」、最高出力を抑えて穏やかな「4」の4種類の走行モードを選択可能。

09クルーズコントロールシステム

クルーズコントロールシステム

4速以上・約50km/h以上での走行時にセットでき、設定後の速度昇降はスイッチのワンプッシュ操作で2km/h毎、押し続けることで連続昇降も可能。なお、ブレーキ操作、クラッチ操作、スロットルグリップ操作でキャンセルでき、レジューム機能も備えている。また、新たにセット速度をメーターで確認できる機能を追加、利便性を高めている。

10ハンドリングに貢献するヤマハ独自の“SPINFORGED WHEEL”

アルミ材の独自開発と工法の確立により、“鋳造ホイールでありながら鍛造ホイールに匹敵する強度と靭性のバランス”を達成、アジャイルな運動性能に大きく貢献している。また、ブリヂストンと共同開発したタイヤ「BATTLAX SPORT TOURING T32 GT Spec」を装着した。

11ダンパー内蔵サイドケース取付け用ステー

ダンパー内蔵サイドケース取付け用ステー(後)

独自の防振技術を応用し、サイドケースの振動を減衰するダンパー内蔵取付け用ステーを装備。サイドケース搭載時の高速走行において、優れた直進安定性に寄与している。またダンパーのセッティングにより、旋回性も高次元で両立している。

テールランプは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。
ステー

12大型フロントスクリーン&ブラッシュガード

新デザイン大型フロントスクリーン&ブラッシュガード

大型フロントスクリーンが、走行風による疲労を低減。レバー操作で簡単に高さを調整(5mm単位で10段階)できる。ブラッシュガードは、コンパクトでありながら防風にも寄与する。

13ライダーの好みに合わせて調整可能なライディングポジション

ライダーの好みのポジションに対応可能なセパレートシート。メインシートは2020年モデル比で30mm低く設定し、2段階に調整可能。さらにフットレストとハンドルバーは、それぞれ2つのポジションを選択できる。

14Hi-Lo別体モノフォーカスLEDヘッドランプ

コンパクトで優れた照射性をもつモノフォーカス2眼LEDヘッドランプ(Hi-Lo別体)を装備。照射範囲と範囲外の境目のコントラストが穏やかで、柔らかく、ムラのない配光を実現。リアの灯火器類も、カッティングを施したインナーレンズにより、面発光的で立体感あるテール、ストップランプとした。

ロービーム時は右側が点灯、ハイビーム時は両側が点灯します。

15夜間走行時の負担を軽減するコーナリングランプ

MUの高速演算処理により、バンク角を検出。走行中のバンク角に応じてハイビーム、ロービーム、いずれの場合もイン側のコーナリングランプが点灯を開始。バンクが深くなるに伴いリニアに明るくなり、照射エリアが広がることで夜間走行時の負担を軽減している。

163.5インチフルカラーTFTメーターをダブルで装備

3.5インチフルカラーTFTメーターをダブルで装備

3.5インチのフルカラーTFTメーターを左右にダブルで装備。左のメインメーターは、回転数に応じて色が変化するデジタルバータコメーター、燃料計、平均燃費、水温計、外気温計、ギアポジションインジケーターなどの機能を搭載。また、ETCインジケーター表示機能※も備えている。右側のメーターでは、各情報から4種を選び拡大表示でより多くの情報表示が可能、良好な視認性を確保した。

二輪車用ETC車載器アンテナ分離型JRM-21を装着し、車両に装備されているETCコネクターに接続すると、メーター内のETCインジケーター表示機能を使用できます。
メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。

17秋冬季に効果を発揮するグリップウォーマーを標準装備

グリップ部に薄いラバーを使用、ヒーターの暖かさを伝わりやすくしたグリップウォーマーを装備。ホイールスイッチで10段階に調整でき、季節に対応した細かなセッティングが可能。また、別売アクセサリーのコンフォートヒートシートを装着した際も、同様にホイールスイッチでの操作が可能となっている。

18デザインコンセプトは“Agile & Minimalist Traveler”機動性と機能性をミニマムなデザインで表現

ゴールドホイール
走行イメージ

最適なウインドプロテクションや、走行に必要な機構のミニマム化と積載物の統合を狙った。意匠のための要素をなるべく取り除き、旅のプロフェッショナルが使う道具のような雰囲気、旅するための機能を最優先にしたバックパックのような印象を創り上げている。ボディカラーは新たに2タイプを設定。ブルーイッシュホワイトパール1は、クリーンで質感の高いホワイトパールが、運動性能の高さとツアラーに求められる上質感を表現。ブラックメタリックXは、幅広いシチュエーションにマッチするブラックを採用。旅のプロフェッショナルが使う道具のような力強さを表現した。また、両カラーとも足下には精悍さを演出する、ゴールドホイールを採用している。

写真は海外で撮影されたものを一部合成したイメージです。またクローズドスペースで撮影されたものです。交通法規、仕様が国内とは一部異なります。
アクセサリー(サイドケース、サイドケースサポートステー、サイドケースパネルセット)を装着しています。ウェア類は国内では販売しておりません。

右側面

左側面

Turn up your journey

メーカー希望小売価格
1,496,000円[消費税10%含む](本体価格 1,360,000円)
発売日:2023年4月20日

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